サブスク公務員と光の定時退庁者

意外と少ない現役の役人ぶろぐです。

あの頃のおばあちゃんはいない

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」



小さい頃は優しくしてくれたおばあちゃんも、私が高校生になる頃には私を認識できなくなってきていた。

それから10年以上の時間が流れて、私のおばあちゃんは自分のことも認識できなくなった。

そして、今は施設で暮らしている。毎日、施設の職員さんからご飯を食べさせてもらったり、トイレもお世話してもらっているようだ。

噂でしかおばあちゃんのことを知らないのは、おばあちゃんが施設に行ってから一切おばあちゃんと会っていないから。

自分の意識すらわからなくなっているおばあちゃんをみたときに、多少なりともショックを受けるかもしれないという気持ちがあって、これまで会いに行かなかった。

そして、今後も会いに行く予定はない。


親からおばあちゃんの話を聞くたびに、
一体生きるというのはどういうことなんだろうと考えてしまう。

おばあちゃんにまだ意識があったなら、おばあちゃんは今の状態に対してどう思うのだろう。